夕ご飯をお家で食べる中学受験

シグマTECH

「いつも通りが一番大事」

Eさんのお母さま

Eさんのお母さま

3年生の時、興味本位で受けた全国統一共通テストの結果が想像以上に良く、塾へ通うことを意識しました。はじめは家の近くの集団塾で、学童の代わりに楽しく通っていました。

4年生に上がる頃、受験というものを意識するようになり、息子も他にもっと色々な塾があると知ると、一番を目指したいと他塾へ転塾しました。1年を過ぎた頃、クラスが上がると「苦手な先生がいるから行きたくない」と言うようになりました。多少厳しく先生もいるだろうと思っていましたが、「今までもずっと思っていたけど、もう絶対に行きたくない」と言われ、このままでは勉強自体が嫌になってしまうと思い塾をやめました。

5年生という受験としては大事な時期に、しばらく何もしない数ヶ月間を過ごしたあと、「受験はもうしなくていいよね? 」という話をすると「受験はする」と言いました。「それなら塾は行ったほうがいいと思わない? 」と話し合い、いくつか体験授業などをさせていただきました。ここだという塾は見つからず、諦めかけていた頃、「学校のお友達から誘われたから体験に行ってみる」と言われ紹介されたのがシグマTECHでした。通塾は週2回、1回のオンライン個別授業というスタイルはその時の息子には、とても合っていると思いました。

5年生秋

体験授業では、お友達がいた安心感もありますが、クラスのみんなもとても温かく迎え入れてくれて、初めての授業とは思えないほど緊張感もなく、先生の授業も本当に楽しかったようで、すぐに入塾を決めました。

転塾するときに本人が決めていたことは、
「楽しくなくなったらやめる!」
「つらい受験は絶対にしない!」
「学校も行く。部活も最後まで続ける!」
でした。

自分から進んで塾に通うようになり、帰りにはお友だちとお話ししてから帰り、はしゃぎすぎて先生にはご迷惑をおかけしたこともありましたが、本当に楽しく通っていました。(特に6年生前期の「スーパー算数」は遊ぶことよりも楽しかったようです。)

塾から出される課題は自宅ではあまりやりませんでしたが、きっと授業では集中してやっている、いつかスイッチが入るだろうと見守ることにしました。

6年生秋

夏期講習、サマーチャレンジ、他塾では続かなかった季節講習も楽しく通いきりました。長時間にわたる勉強でも楽しく通えたのは、仲のいいお友達と楽しい授業、乗り切るための工夫があるTECHだからだと思いました。

そして夏が終わり、過去問を始めたら意識が変わる…と期待しておりましたが、やはり秋になっても息子のスタンスは変わりませんでした。

必要最低限のことはやる。
自分の決めたことしかやらない。

過去問に取り組み始めると、理科や社会の知識問題ではまだまだ足りないことが多く、それを補うためには対策が必要でした。どうしたらいいか話し合い、先生にこれだけはやろうと言われた課題の一つは取り組むことと、テキストを解き続けるのは大変だけど読書ならできる!と言うので、楽しく読みながら知識が得られるようにたくさんの本を用意しました。

小さい頃から読書が好きで、年間150冊以上は読んできたと思います。楽しく学習するために、先生にもアドバイスをいただきながら本を読むことも続けました。そのお陰で、理科では同じ単元でもいろいろな角度から見ることで知識が深まり、社会でもただの暗記ではなく、時代背景や人物の感情など、いろいろな立場からの情報を学ぶことで知識が深まったように感じました。

弱点補強に時間を使い、得意な算数に時間をかけることが少なく、不安もありましたが、6年生からの個別授業(オンライン)の算数でしっかりと力をつけることができていたのかもしれません。つまずいたところで気づくきっかけをくださり、自分で解いたという達成感を味わいながら学んでいるようでした。

できているところを褒めてから、苦手なところをフォローして下さり、S先生の穏やかな雰囲気も息子に本当に合っていたと思います。自分からは意見や感情を伝えることはありませんでしたが、メッセージカードにくださる言葉は受験前に見返して自信に繋げていたようです。

6年生冬

志望校を決める時期になりました。偏差値を気にせず、息子が伸び伸びと過ごせる環境で6年間を過ごしてもらいたいという視点で学校選びをしてきました。息子も同じように偏差値は気にせず、見に行って印象が良かった学校を志望校に決めていきました。

第一志望を3校決めようと話していて、受験日で併願プランを考える中で、「受けられるだけたくさん受ける!」と言うので、理由を聞くと「塾にお世話になったから合格実績を上げたい」とまるでゲームにでも挑むような表情で答えていました。ここまで塾が好きになり、そう言う気持ちになるのならそれでやってみようと、5日までのプランを組みました。

1月

1月受験が始まりました。

1/10 栄東中
初めての本番ということで親の方がものすごく緊張していましたが、息子は当日も変わらず、少し緊張感は見えましたが、先生とのZoom応援で落ち着いたようでした。受験に向かう時の真剣な表情が印象に残っています。

1/11 開地所沢中学校(S特待)
体力が少し心配でしたが、向かう途中でTECHのお友達に会い、いつも通りの楽しそうな雰囲気のまま受験に向かいました。

2月

1月校の合格をいただいた後、気が抜けたようにあまり机に向かわなくなりました。その中で、朝の漢字と計算、時々社会のテキストだけは続けていました。他の子はこの1ヶ月でまた伸びるという話も聞いていましたし、学校も休んで1日中勉強している子もいると思うと、本当にこんなに勉強しなくて大丈夫なのかな、と毎日不安でした。

しかし子どもを信じようと決めていたので、元気に当日を迎えることができるように、早寝早起きと栄養バランスの取れた食事をしっかりとることを心がけてすごしました。

2/1 武蔵中
いつも通り早寝早起き、朝ごはんもしっかり食べました。塾の先生に言われた、「いつも通りが1番大事だよ」ということをずっと意識していましたので、本当に31日まで学校に通い、サッカー部の練習も続けました。

親としては感染症にならないか、怪我をしないか本当に気が気ではありませんでしたが、本人にとってそれが一番いいのならと続け、そして無事に1日を迎えることができました。

先生とのZoom応援を終えると、またTECHのお友達に会い、いつも通り「じゃ。行ってくるね」と向かいました。とても落ち着いていて、しっかりと前を見据えた表情を見て、安心して見送ることができました。

試験が終わり校舎から出てきたときも、自信に満ち溢れたとても清々しい表情でした。午後受験も控えていましたが今まで続けてきて本当に良かったと感じた瞬間でした。

「お腹すいた! 」と軽食を食べて次の学校へ向かい、午後受験の前にもZoom応援で元気をもらっていました。試験が終わると、すごく自信があるよと話してくれました。

2/2 桐朋
同じようにいつも通りの朝を迎え、Zoom応援をしていただき、またTECHのお友達に会うと「行ってくるね」も言わずあっという間に学校に行ってしまいました。帰宅して、今までで一番できたと満足そうに話してくれました。

2/3 海城
この試験中に2/1の結果が出ます。2/1午後の結果は出ていましたが、3日までは変わらない気持ちで受験をしようと本人と決めていたので、伝えませんでした。いつも通り受験に向かい、合格発表は自分で見たいと言われていたので、受験が終わり帰る途中に確認しました。合格でした。

発表を見ると、安心した満面の笑みが溢れていました。2/1午後の結果も伝え、午後には2/2の発表もありました。すべての学校から合格をいただけたことで、「やっぱりもう終わり!」と、息子の受験が終わりました。

お調子者の息子に温かく接してくださった吉祥寺校の先生方、本当にありがとうございました。にぎやかすぎて怒られないのかなと思うような話も笑顔で聞いてくださり、宿題が進まないときは量を減らしてここだけはやろうと柔軟に対応してくださったH 先生、子どもたちの世界を広げる授業をしてくださったI先生、楽しいまま受験を終えることができたのもTECHのおかげだと思います。

何度か転塾をしてきましたが、テキストが良いと評判の塾や合格実績がアピールポイントの塾、他たくさんの塾がありますが、子どもの個性に合った塾との出会いが一番大切だと思いました。

親子で話を聞いて体験授業を受け、ここなら安心して任せられると思う塾に出会えることができれば、長時間勉強することも苦ではなく、友達と切磋琢磨して楽しい時間になると思います。

結果がどちらになっても充実した時間は成長に欠かせない大切な思い出となりました。そしてここから、仲の良かった塾の友達と同じ中学での新しい生活がはじまり、また楽しい思い出を作っていけることに、本当に感謝しております。

本当にありがとうございました。

2/20
受験が終わり、塾に行かない日々が少しさみしいそうです。

「最高の授業!!!」

Eさん

進学先 武蔵

Eさん

ぼくがシグマTECHに入ったきっかけは友達からのすすめでした。4年生のころからいろいろな塾を転々としていましたが、自分に合った塾が見つからず、どこも1年もたたずにやめてしまっていました。自分に合った塾を探しているその時に、仲のいい学校の友達に紹介されたのがTECHでした。

TECHでの授業は先生も面白く、先生への質問もしやすく、仲間や先生と一緒に授業を進めている、学んでいると実感できることが多くありました。塾に行くのを面倒で大変なことだと思っていましたがTECHの授業を体験してから、塾に行くのが楽しくなり、受験前には自学室にも通うようになりました。そのおかげで、これまでまったくやっていなかった塾の宿題を少しずつ進めることができるようになりました。

僕が1番好きだった授業は算数でした。難しい問題を解けたときの達成感があったし、先生がたまに出してくれる思考力系の問題が面白くて、夢中になって解いていました。

6年生の前半には、日曜日に算数の得意な人だけが集まって難しい算数の問題を解くスーパー算数にも通いました。そこでは協力して難問を解いたり、グループ、個人ごとに競い合ったり、問題を楽しく解いていくことができました。また、スーパー算数で出されるレインボータイムの問題も好きでした。僕が算数を得意になり、算数で他の教科を補える点数をとれるようになることができたのは、スーパー算数のおかげだと思います。

逆に社会は苦手科目でした。知識を覚えるのが全体的に苦手だったので、社会に出てくる用語や、人物の漢字を覚えられなかったからです。

しかし、社会も嫌いではありませんでした。ぼくは知らなかったことがどんどん分かっていくのが楽しいと感じるタイプだったので、漢字も間違えたら10回書くなど練習量を増やすことで覚えていました。

6年生後半になってくると、まとめの授業も多くなっていき、志望校や過去問の話も先生とするようになっていました。もともと受験ということにあまり実感がなかったので、第1志望校もずっと迷っていたのですが、様々な学校の文化祭や説明会に行き、最終的には自由な校風と図書館の大きさ、大きな人工芝の校庭などの理由で武蔵中学校に決めました。友達と同じ学校に行きたいというのも理由の1つでした。

9月からは志望校別にゼミが始まりました。1,2週間に1回Zoomで授業があり、それぞれの教科ごとに先生が志望校に特化した授業をしてくれました。やることは過去問の見直しとポイントの解説、類題を解くなどですが、解説1つ1つにも先生が面白いたとえを使って説明してくれたり、写真や資料、実際のもの(コンデンサー【電気をためることのできる道具】など)などを見せてくれたり、とても理解が深まりました。

理科では、先生が作った問題(武蔵特有のお土産問題【学校は観察問題と呼んでいる】がほとんど)を出してくれて、そのお土産問題で使うものを封筒にいれて準備してもらったりと武蔵の独特な問題にしっかり対応してくれて演習しやすかったです。

1月受験では栄東、開智所沢を受験しました。行く校舎を間違えたりとトラブルはありましたが、無事にどちらも合格することができました。1月受験で受験の感覚に慣れることができたので、本番でも緊張しなくてすみました。特に、本番前のZoom応援で先生から「ミスをしないように気を付けよう」「自分が解けない問題はほかの人も解けないから大丈夫」などの言葉がもらえ、元気が出ました。試験会場で友達にたくさん会ったことも自分の力を十分に発揮できた理由の一つだと思います。

1日の武蔵では、いつも得意だった算数で解けなかった部分があったことが気がかりでしたが、壮行会で言われた「受験で失敗したと思ったことがあっても、午後、明日にある次の受験に集中しよう」という言葉を思い出し、パフォーマンスを落とさずに2日目、3日目を迎えられたと思います。

1日の合格発表は3日目の海城の入試が終わった後すぐに見ました。パスワードや受験番号を打っているときは試験を受けているときよりも緊張しました。

意を決してボタンを押すと合格という赤文字が現れ、安堵しました。終わってみれば受けた6つの学校すべてで合格して、楽しく受験を終えられたと思います。教えてくれたたくさんの塾の方々、受験勉強を近くで支え、見守ってくれたお母さんお父さん、一緒に励ましあい、競い合ってきた塾の友達へ

本当にありがとうございました!!